文字サイズ変更

ごあいさつ

ホーム > ごあいさつ > 理工学部長あいさつ

ごあいさつ

学部長挨拶

名城大学理工学部 学部長 児玉 哲司

理工同窓会の皆様におかれましては、平素より理工学部の取り組みにご支援ご協力いただけますこと、この場をお借りしましてお礼申し上げます。

理工学部の近況をいくつか報告させていただきます。現在、テクノロジーが急速かつ継続的に変化しており、人工知能(AI)やビッグデータ、Internet of Things (IoT)、ロボティクス等の先端技術が高度化してあらゆる産業や社会生活に取り入れられつつあります。このような変化に対応するために、理工学部においては、数学科、電気電子工学科の教員を一名ずつですが、増やしました。そうすることで、当該の学科をはじめとする、すべての学科で、デジタル・グリーン等の成長分野をけん引する高度専門人材の育成に向けて、データサイエンスやAIについての知識を、さまざまな専門分野へ応用・活用できるよう教育課程の改善に取り組んでいます。また、多くの学科で、専門教育の一部としてコンピュータサイエンスやコンピュータエンジニアリング等の情報系の学習を強化しています。

また、次年度、材料機能工学科と応用化学科を「化学・物質学科」(材料機能工学専攻、応用化学専攻)という名称の1学科に改組します。理工学部の物理系(工学)の中で唯一の化学系統の学科として位置付けることで、物理学に興味を持つ化学系統の学生を、より多く受入れるためです。そして、企業や社会にとって、より求められる人材の育成のために、また、豊富な授業科目からなる教育課程を十分に活用した学修が進むよう、多様な学生、多様な進路に応じた履修モデルを用意して提示できるのが特長です。

今回の入学試験の結果ですが、出願者数が19,210人から20,524人に増加しました。その中から、1,074名入学しています。18歳人口が微増しているためで、まだしばらくは現在のレベルが維持できるのではないかと期待しています。そして、これまでのように、すぐれた人材を育成することで、この地域を支える大学として、しっかりやっていきたいと考えています。

最後になりましたが、校友会の皆様には尚一層のご支援ご協力をお願いいたしまして挨拶に代えさせていただきます。

令和7年5月20日
名城大学理工学部 学部長 児玉 哲司

ページトップへ