学科長あいさつ


建設システム工学科 学科長 原田 守博


名城大学土木会の皆様におかれましては、平素より母校のためにご支援ご鞭撻を賜り、誠に有難うございます。本年4月より学科長を拝命いたしましたので、ご挨拶を兼ねて学科の近況をお伝えいたします。

皆様ご存知の通り、本学科は昭和25年に設置された理工学部建設工学科に始まり、土木工学科を経て、平成12年の理工学部改組により建設システム工学科となりました。学科創設以来、約60年にわたり地域の社会基盤整備を担う建設技術者を育成し、学部卒業生は9600名を越え、大学院修士課程の修了生も250名近くに達しています。卒業生の皆様は、中部地方を中心に官公庁から民間建設会社まで各方面で活躍されており、本学科を支える大きな原動力となっています。

教室の近況として、ここ数年の間に多数の教員異動がありましたので、ご報告します。まず、平成18年3月に菊川浩治教授、鈴木徳行教授、岡田富士夫講師、20年3月に中川建治教授、櫛田祐次講師、21年3月に飯坂武男教授が退職されました。また、21年5月には板橋一雄教授が退職され、学校法人の常勤理事に就任されました。永きにわたり教鞭を取られ、学科を支えていただいた先生方に深く感謝を申し上げます。

退職された教員に代わって、平成18年4月に名古屋大学から宇佐美 勉教授、京都大学から小高猛司教授、松江高専から溝口敦子助教、19年4月に(財)計量計画研究所から鈴木 温助教、20年4月に名古屋大学から葛 漢彬教授、21年4月に茨城大学から岩下健太郎助教が着任されました。これらの異動により、教員の年齢構成が変わっただけでなく、各分野に第一線の研究者を配置し、いっそう充実した陣容となりました。

最近の教育面での取り組みとしては、JABEE(日本技術者教育認定機構)による認定審査への対応が挙げられます。建設システム工学科では、「徳の教育」「知の教育」「技の教育」のそれぞれについて学習・教育目標を掲げ、平成17年度にJABEEの認定を得ました。これにより、本学科の教育システムならびに教育レベルが認められたとともに、学生は卒業と同時に技術士補になることができ、技術士への道が広がりました。

研究面では、平成19年度に宇佐美教授を研究代表者としたハイテクリサーチセンターが文部科学省に採択され、「高度制震実験・解析研究センターARCSEC」として活動しています。また、学科の数多くの教員は、受託研究や共同研究に加え、様々な外部資金を獲得して活発な研究活動を行なっています。

このように名城大学理工学部建設システム工学科では、活力に満ちた存在感のある学科をめざし、教員一同、教育と研究の両面において日夜努力しております。土木会の皆様には今後も引き続き温かいご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。